【東京/調布市柴崎】ポーランド料理店 ポンチキヤでピエロギとポンチキを食べる

ピエロギ。

申し遅れました。わたくしポーランド料理が大好きなものでございます。

というのも、前にひょんなことからポーランドを訪れた時に、あまりの料理の美味しさに、執拗に食堂に通っていたのです。

コンビニでパン買っても柔らかくて美味しいし!!

当時の写真。

完全に惚れ込んでしまっていました。

何より、わたしは餃子の仲間たちの集合、ダンプリングが好きなのです。
ポーランド料理には「ピエロギ」というダンプリングがあります。

ピエロギは世界で最も有名なポーランド料理。実は「ピエロギ」[pierogi] というのは複数形で、単数形は「ピエルク」[pieróg] という。小麦粉などでできた生地で、肉や野菜、チーズなどの具材を餃子状に包んで茹でるのが基本のピエロギ。少し厚めの皮でできた(スープの入っていない)小籠包のような味わいと食感で、初めて食べる人でも懐かしく感じられる味だ。

https://culture.pl/jp/article/polish-food-101-pierogi

このピエロギ、調理法も多様で、水餃子・焼き餃子のようなものからオリーブオイル?で煮た?ようなもの、中身のあんも肉だけでなくマッシュポテトにチーズを入れたものとか、とにかくいろいろあるんです。

皮は書いてある通り分厚く、しかし日本の中華まんのようなふかふかの膨らませた生地とも違い、
かなりもっちりとしていて、水餃子のような感じです。
ちなみに、日本と中国で「饅頭」という言葉の指すものが違いますので注意です。

ヨーロッパから帰ってきて実はずっとピエロギが食べたかったのです。

日本とポーランドも友好関係なのですが、なにぶん遠いので、あまり日本にポーランド料理店がありません。

その中で東京周辺で1店舗、ようやく見つかったのが、この調布のポンチキヤさん!

ずっと行ってみたかったのですが、ようやく行ってきました!

オフィスを早めに抜け出し、電車に揺られること1時間。京王線沿線は柴崎駅。

この日はガチで日光が強く、引きこもりのわたしは外に出た瞬間灰になりかけました。

ピエロギのためなので、踏切を越えて道をまっすぐ歩きます。

こ、これかー!!(せっかちのため、毎回開店前に着いてしまう)

ポーランド語だ!
ポーランドが好きすぎて最近Duolingoでポーランド語を勉強していたので、ぱっと見で「ポーランド語である」ということはわかるようになってきました。

おお・・・感動。ずっと食べたかったんです、ピエロギ。

Dzień dobry〜〜〜!!
(↑アジア人が外国語を書く時あるある、〜をつける)

内装の飾り付けの思想がまさにポーランドの住宅という感じ。嬉しい・・・嬉しすぎる・・・

現在テイクアウトしかやっていないということで、ピエロギとポンチキを二つ頼んで、袋を抱えてオフィスに戻ります。

値段良心的すぎるでしょ!!いいの!?涙が出ます。絶対通う・・・・

早く食べたすぎて何度も袋の中を覗いてしまう。

しかし、移動が本物の戦いです。

混雑している新宿向きの京王線を、こぼさぬよう揺らさぬよう落とさぬよう、袋を大切に抱え新宿駅にたどり着き、

新宿に着いたらとんでもない人波を抜け、向かいから来る人全員に絶対にぶつからないでくれとアイコンタクトを送り、

土曜昼の異様に混雑した山手線で胸に袋を抱きかかえ、その様子があまりにおかしかったのか、おじさんに電車のドア側を譲ってもらえました。
英雄です・・・。おじさん、ありがとう。

その甲斐あって、無事に無傷でピエロギとポンチキをオフィスまで輸送することに成功・・・!

ようやくピエロギが食べられるぞーーー!!!

こ、この、上の玉ねぎ(?)!!この色!!!この皮の厚さ!!!

明確にわたしの求めていた、あのピエロギです!!!!

フォークを突き刺し、ひとかじり・・・・

みてください!!この中身!!マッシュポテトにチーズが入っているのです(たぶん)!!

ポーランドで初めてピエロギを食べた時はこの中身に、そしてその美味しさに本当に驚きました。追体験・・・

あっという間になくなってしまいました。

しかしまだポンチキもあります!!
ピエロギは誰にも譲りませんでしたが、ポンチキはご学友と分けて食べました。
主に、布教のために・・・

チョコレートのポンチキ。値段と名前を記録し忘れてしまったのが苦しいのですが、
1個300円しなかったと思います。

ラズベリーのポンチキ!

おいしい・・・懐かしい気持ちになりました。
ポーランドと日本は食の好みが似てるのかもしれないですねえ。
通おっと。

ごちそうさまでした。